スルガ銀行の「危機管理委員会による調査結果の要旨」を読んで思うこと。 -シェアハウスビジネスの評価をしていなかった-

スルガ銀行が 2018/5/15 に自社HPに掲載した「危機管理委員会による調査結果の要旨」 https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/pdf/180515_2.pdf を読んで驚いた事がある。 「3.ビジネスリスク分析の不在」にはこう記載されてあった。 新規ビジネスとしての事前のリスク評価はなされなかった。また、シェアハウス案 件への融資を開始した後も、(シェアハウスへの入居率がビジネスの成否の重要なポイント であるにもかかわらず)入居率の確認等は業者からの申告任せにしていた。 「スルガ銀行が入居率を管理する」と行員自ら契約時にいっていたのに、あれは何だったのだ? 結局・・・、シェアハウスビジネスの評価をしていなかったのだ! では何をもって融資していたのか? スルガ銀行は債務者の属性しか見ていなかったという事になる。 普通の銀行が、属性で評価し融資をする際の基準は、年収で数倍。 しかしスルガ銀行の基準は、年収の20倍、30倍と言われている。 この倍率で考える時に、当然、ビジネスとして評価しているはずと信じて疑わなかった。 しかし、調査結果からスルガ銀行がシェアハウス事業の事前のリスク評価も、シェアハウスの入居率の確認も、全くやっていなかった事が今回明らかになった! これが何を意味しているのか? ただ単に、スルガ銀行が業績を上げたくて、融資したかっただけという事だ。 そして、そのスルガ銀行の不正融資が、シェアハウスの供給過多を生んだのだった! 目先の業績を優先した結果、不良債権を増やしたのだ!! サブリースの危険性

岡野光喜会長がOwn Goalか!?

<ついにスルガ銀行会長が沈黙を破った!> 「顧客や株主など多くのステークホルダーに多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる。」 スルガ銀行の米山明広社長は15日の記者会見でこう謝罪した。 この謝罪で初めて新聞の一面にスルガ銀行が登場し、一気に世間に知られるようになった。 そのわずか6日後、スルガ銀行の会長がついにマスコミの前に姿を現した! しかし、謝罪ではない・・・。 5月21日、スルガ銀行の『第98回天皇杯 全日本サッカー選手権大会』の開幕記者会見に登場したのだった!! 岡野光喜会長兼CEOはこう言った。 「今年もジャイアントキリングが起こり、大会が盛り上がることを期待したい!」 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00000004-pia-spo 岡野会長が思ってもみなかったジャイアントキリング(番狂わせ)が、自分の会社で勃発しているにもかかわらずだ。 記者会見に参加していた記者たちも突っ込みたかったと推測するが、特別協賛だからか記事には何も書かれていなかった。 金融庁の査察が入り、警視庁から捜査が入る可能性が高まったスルガ銀行。 この状況下で伝統あるサッカー大会にスポンサーとして協賛してしまったスルガ銀行。 スポンサーはタレントに不祥事があれば、TV番組やCMを降板させる。 しかし、今回はスポンサー自体が不祥事を起こしている時に協賛してさらに目立つ事になってしまった・・・。 それって、どうなのでしょう・・・? まさに岡野光喜会長のOwn Goal !? Own Goalしたらサッカー選手は、(不可抗力であった

詐欺を主導したのは、スマートデイズではなくスルガ銀行だったのか!?

少し前の話になるが、今年1月のスマートデイズのサブリース賃料の支払い停止の説明会で、私はスマートデイズだけではなく、スルガ銀行に対しても怒り、疑念を抱いた。 何故なら、私はスルガ銀行の支店の中で、スマートデイズのシェアハウス説明会の広告を何度も見てきて、「銀行がお墨付きを与えた事業」を信じた いや、「信じ込まされた」一人だったからだ。 融資契約時にはその場にスマートデイズの営業マンがわざわざ挨拶に来て、スルガ銀行との蜜月ぶりを傍で見ていた事も思い出した・・・。 たしかにスマートデイズはとんでない詐欺会社だった。 「将来の不安」をあおり、スルガ銀行を使って集客し、スルガ銀行と一緒になって私たちに物件を買わせ続けた。 最初から倒産する計画だった。 そもそもサブリースと言っておきながら、客付のノウハウはなく、物件管理運営能力を全く持ち合わせていなかったのだから。 最近になって、スルガ銀行のエビデンス改ざんのニュースが連日取り上げられるようになった。 https://www.rakumachi.jp/news/column/221394 この記事を基に、スルガ銀行から返却された資料と照らし合わせて、改めて契約書やお金の流れを「じっくり」検証してみた。 すると驚くような不正融資の痕跡を発見した! それは不動産業界ではよくある、二重契約書やふかしといった手法であるが、それをスルガ銀行が主導して行わなければ、こんな融資が1,000人規模で通りはしないだろう。 融資を受けやすくするためにエビデンスの改ざんとセットで行なわれていたことが、スルガ銀行の11支店におよぶことがわかった。 https:

ウェルズ・ファーゴ銀行とスルガ銀行の不正の類似点

戦後の銀行史において前代未聞の事件に発展する事が確実になってきた今回の「スルガ銀行事件」。 日本においては前代未聞だが、海外を見渡すと類似する銀行がある。 不正が原因で莫大な罰金を課せられた銀行がある事をここに記したい <ウェルズ・ファーゴ銀行> 「1852年創業、全米に6,000を超える拠点を持つ。西部サンフランシスコを拠点とし、地域密着型のリテール(個人向け)業務に重点を置いた経営に特徴があり、 個人向け住宅ローン、自動車ローン、学費ローン、デビットカード、保険、中小企業向け融資などで全米屈指の業績を誇り、支店の雰囲気や行員のサービス態度などでも評判が良い。」 ということで持ち上げられ、全米で3-4位に位置する銀行の地位を築いた。 この銀行が「前代未聞の不正営業」を働き、米国の金融庁にあたる組織(CFPB:米消費者金融保護局)から、1億9,000万ドルの罰金を支払うことになったのだ。 さらに、この事件をきっかけにCEOが2017年に引責辞任、追加調査で自動車や住宅ローンの不正も発覚し、今年の2018年に罰金10億ドル(約1,000億円)を課せられている。 この銀行の経営戦略の中核は、「クロス営業」と言われるものだった。 それは一人の顧客に様々なサービスや商品を「複数販売」することを強化し、口座を開設させると行員にインセンティブが与えられる形態になっていました。 この「複数販売」を「グレート8」と名付け、一人の顧客に8つの口座開設を迫るものだった。 スルガ銀行と同じく、この銀行の行員には厳しい「ノルマ」が課せられ、そのことが不正行為を増長させたのだと分析されている。 また、ノ

スルガ銀行と金利引き下げ提案を合意された方へ

​日本経済新聞 2018/5/1の記事「シェアハウス破綻、スルガ銀が返済軽減へ 元本は維持」を読んで私たちは驚いた。 「金利を引き下げる提案で、すでに300人程度と合意した」ことに。 同時に、一人で戦っているオーナーであれば無理もないと思った。 私も同盟に入ってなかったら、そうするしかなかった。 自己破産以外に、スルガ銀行と金利交渉するしか他に術がわからず、とても怖い・・・。 金利交渉に応じた方はこのような方なのではないかと考える。 【金利交渉に応じた方の理由】 ・情報もなく孤立している。 ・半年限定なら「取り敢えず」契約している。 ・他のスルガ物件と合わせて期間限定でも利下げになれば「取り敢えず」収支プラスになる。 一方で、我々の同盟にいるメンバーで金利交渉に応じる事が「救済になる」と思っている人は「皆無」だ。 同盟で一緒に戦う一人のオーナーはこう言った。 「銀行への返済は、(どうしてもしたいなら)後から出来る。慌てる必要はない。 詐欺にあい、サブリースもなくなった今、返済出来ない(したくない)と考えた場合、返済しない決断は仲間が大勢いる『今』しかできない。」 現時点で、金利交渉する必要が無い事、してはいけない理由を下記に記載したい。 金利交渉に応じてしまった方でも挽回はできるので、読んでもらいたい。 【スルガ銀行の目的】 ・とにかくオーナーに団結され、数が集まると不利になる為、個別案件として対応したい。 ・銀行がオーナーに譲歩している様に世間に見せながら、元本返済させず、金利で儲ける。 ・半年時間をかせぎ、問題を風化させる。その間に対応策を考える。 金利交渉に応じても、半年

かぼちゃの馬車シェアハウスにご入居の皆様へ

(前回コラム「スマートデイズの管理物件居住者の受入活動報告」からの続き) 私たちオーナーは、それぞれのかぼちゃの馬車物件について、管理会社を変更または自主管理に切り替えることにより、入居者の皆様にはご不便をおかけしないようにしてまいりました。 その一例として、スマートデイズ社にギリギリまで管理を委託していた物件については4/25にライフラインが停止することが懸念されました。 そのため、私たちオーナーは緊急措置として、4月分と5月分の家賃を無料にして、オーナーの物件リストを公開することで、入居者の皆様の即時転居をお手伝いしました。 スマートデイズ社は、倒産直前に新管理会社スプリングボード社を立ち上げ、一部のかぼちゃの馬車物件を管理し始めました。 ところがそのスプリングボード社は、一部の物件で早くも共益費の値上げを始めているようです!! 私たちオーナーは、契約に載っている内容について一方的に変更したり、入居者の皆様の不利益になるような変更はしません。 スプリングボード社の対応に不満をお持ちの方は、是非私たちオーナーの物件に転居をお考えください。 幸い私たちオーナーの物件は、都内に200棟以上あります。 今お住いの物件の近くにもあるかも知れません。気になる方は、このホームページをご確認の上、お問い合わせください。 By ロバートソン #スルガスキーム #スマートデイズ #かぼちゃの馬車 #ステップクラウド #スルガ銀行 #詐欺事件

同盟メンバーでまだ弁護団に委任していない方へ

- バッファローの群れとライオンの話 - 私たち一人一人が「バッファロー」とする。 弁護団に入る事で初めて、「一頭のバッファロー」が「バッファローの群れ」となる。 「群れる」事で、初めて天敵のライオンと戦う事ができる。 同盟メンバーなのに弁護団に委任していない方は、「一頭のバッファロー」のままだ。 「バッファローの群れ」の場所を知っている「一頭のバッファロー」にすぎない。 「バッファローの群れ」がライオンを返り討ちにできる事が分かれば、自分もその群れに入りたいと思っているかもしれない。 もしかしたら、「バッファローの群れの場所がわからないバッファロー」より安全だと思っているかもしれない。 ただ、それはとても危険な状態だ。いつライオンは襲ってくるかわからない。 また、いつライオンに勝てるチャンスが巡ってくるか分からない。 「一頭のバッファロー」と「バッファローの群れ」は全く違う。 得る「情報量」も、自分が助かるために「自分ができる事」も全く違う。 これは「群れ」の中にいないとわからない・・・。 スルガ銀行が2018年3月期決算で大幅な損失を計上する方針と、5月3日にNIKKEI.comで報じられた。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30121880T00C18A5EE9000/ 事態は急を要する。 その時あなたはどこにいる? 群れの中にいるのか?それとも・・・。 群れの中に自分がいて、「一人で戦っている人がいる」と考えると、それが自分だとすると恐ろしくなる。 早く弁護団に委任して共に戦う決断を。 最後にバッファローにとってライオンは天敵だ

スルガ銀行と金利引き下げ提案を合意された方へ

日本経済新聞 2018/5/1の記事「シェアハウス破綻、スルガ銀が返済軽減へ 元本は維持」を読んで私たちは驚いた。 「金利を引き下げる提案で、すでに300人程度と合意した」ことに。 同時に、一人で戦っているオーナーであれば無理もないと思った。 私も同盟に入ってなかったら、そうするしかなかった。 自己破産以外に、スルガ銀行と金利交渉するしか他に術がわからず、とても怖い・・・。 金利交渉に応じた方はこのような方なのではないかと考える。 【金利交渉に応じた方の理由】 ・情報もなく孤立している。 ・半年限定なら「取り敢えず」契約している。 ・他のスルガ物件と合わせて期間限定でも利下げになれば「取り敢えず」収支プラスになる。 一方で、我々の同盟にいるメンバーで金利交渉に応じる事が「救済になる」と思っている人は「皆無」だ。 同盟で一緒に戦う一人のオーナーはこう言った。 「銀行への返済は、(どうしてもしたいなら)後から出来る。慌てる必要はない。 詐欺にあい、サブリースもなくなった今、返済出来ない(したくない)と考えた場合、返済しない決断は仲間が大勢いる『今』しかできない。」 現時点で、金利交渉する必要が無い事、してはいけない理由を下記に記載したい。 金利交渉に応じてしまった方でも挽回はできるので、読んでもらいたい。 【スルガ銀行の目的】 ・とにかくオーナーに団結され、数が集まると不利になる為、個別案件として対応したい。 ・銀行がオーナーに譲歩している様に世間に見せながら、元本返済させず、金利で儲ける。 ・半年時間をかせぎ、問題を風化させる。その間に対応策を考える。 金利交渉に応じても、半年後

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Since  2018 17th Jan  BY SURUGA SMART-DAYS HIGAISYA