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被害者が語る! スルガ銀行シェアハウス不正融資 343物件一斉解決までの経緯
~平均1億3千万の負債解消 から 債務免除益問題の回避まで~ 2020年3月27日私たちSS被害者同盟は、代物弁済的スキームで上記問題を解決致しました。しかしながら、未だに解決していない方も多く、それらの方々からの問合せが相次いでいるため、私たちがどのように解決したのか、解決に至る経緯と解決方法をご説明するためのオンラインセミナーを開催することと致しました。私たちが開拓した解決の道はまだ開かれているので、セミナーにご参加いただき みなさまの問題解決の一助となれば幸いです。 詳しくはこちら
スルガ不正関与の不動産業者「担当が退職」と言い逃れ
弁護士に聞く「不動産業者の実態」(3) スルガ銀行の不動産向け不正融資に関与した不動産業者は、不動産の購入者と「被害弁護団」によるヒアリングや調査に、きちんと向き合ったのか。弁護団の事務局次長を務める金裕介弁護士に業者の実態を聞くインタビューの最終回は、業者の対応に話が及んだ。【聞き手・経済プレミア編集部、今沢真】 ――スルガ銀行の不正融資に関与した不動産業者は50社ほどと言われています。事件発覚後、そうした業者に不動産購入者や弁護団が調査を始めたのですね。 ◆金裕介弁護士 購入者に対して「不動産業者に連絡して、不正に関わる情報を引き出してほしい」と依頼しました。シェアハウスの場合は、売買が行われてからまだ1、2年というケースが多かったので、連絡はとれたところが多かったと思います。 ただ、業者から「担当者が辞めたから分からない」と言われたケースは多かったです。改ざんや偽造をしたのは特定の従業員だ、という言い逃れです。悪質と思われる業者で「夜逃げ」のような形でまったく連絡できなくなったところもありました。 毎日新聞 経済プレミア https://m
弁護団が見た「スルガ銀と不動産業者」不正融資の構図
弁護士に聞く「不動産業者の実態」(2) スルガ銀行の不正融資問題に関する「被害弁護団」の金裕介弁護士へのインタビューの2回目は、「不正の構図」に話が進んだ。投資不動産に関わる銀行の不正融資に、数多くの不動産業者がどのように関与したと弁護士は見ているのか。【聞き手・経済プレミア編集部、今沢真】 ――不正融資の構図を、不動産業者に焦点を当てて考えたいと思います。シェアハウスに関しては、詐欺的な商売を考えて実行したのが、不動産会社スマートデイズです。そして、そこと一体となってシェアハウス販売を進めた業者が1社ありますね? ◆金裕介弁護士 その業者は取りまとめ役となり、シェアハウス物件を整理して、数十の業者に販売情報を流していました。そして、物件の情報を受けた数多くの仲介業者が、個人に販売したという構図です。 スマートデイズと取りまとめ役の業者は、スルガ銀行から融資を引き出すために、シェアハウスのレントロール(家賃など賃貸物件の条件を一覧表にしたもの)や事業計画を作って銀行に提出していました。土地を転売して値をつり上げ、最終的に個人に売却するスキームを作
「業者は感覚マヒ」スルガ銀不正と戦った弁護士の見方
弁護士に聞く「不動産業者の実態」(1) スルガ銀行の不正融資発覚後、シェアハウス購入者から委託を受けた「被害弁護団」は、不正に関わった不動産業者に対して調査を行ってきた。弁護団の一員として複数の業者から事情を聴いた金裕介弁護士(36)に、業者の実態についてインタビューした。3回に分けて掲載する。【聞き手・経済プレミア編集部、今沢真】 ――預金通帳や源泉徴収票の改ざんといった不正を、かなり多くの不動産業者が行ったのはなぜとお考えですか。 ◆金裕介弁護士 2018年にスルガ銀行の不正融資が発覚し、最初はどういう問題があるのかを知るため不動産会社に話を聞きました。驚いたのは、改ざんや偽造をしたのに「不正」という認識が彼らにはなかったことです。不動産を買いたい人のための「必要悪」という感じでした。 「銀行も貸せるし、購入者も融資を受けられるし、自分たちも不動産を販売できる」という感覚で、「そこを突いてもあまり意味ないんじゃないですか」と言う業者すらいました。業界内のある意味「常識」なのかはわからないですが、感覚がマヒしているんだなと思いました。 毎日新聞