スルガ銀行シェアハウス事件を現時点でいま一度振り返り整理した

April 27, 2018

今回のスマートデイズ社をはじめとするシェアハウス、簡易宿舎の問題について、ここで1度立ち止まり、振り返って整理をしてみたい。

 

問題がどこにあったかを整理すると、三点に集約される。

 

1:スマートデイズ社に騙された。

 

―サブリースは嘘だったー

 

スマートデイズをはじめ、サクトインベストメント、ガヤルド、ゴーデンゲインなど、最初から長期でのサブリース契約を守る気などなかった。

 

サブリース自体がいけない訳ではない。

それが実現可能なのか、継続させる気があるのかが問題である。

 

スマートデイズ社の場合は、賃貸業と人材派遣業とのコラボレーションによるビジネスモデルに私たちが共感し、物件を購入し、その結果スマートデイズ社に騙された訳である

 

2:販売会社、仲介販社、建築会社にも騙された。

 

―土地建物代に高額なバックマージンが盛られていた―

 

市場相場より土地建物共に高額であるとの認識はあった。

しかしながら、上述したビジネスモデルを聞いた事で、その懸念が消し去られてしまった。 

 

スマートデイズ社の元社長の出版した本には「入居率90%かつ、家賃収入に頼らない家賃外収入」と書いており、「地方からやってきた女性が都内で働く事を応援する」というビジョンで物件購入者を惑わす手法はまさに詐欺師のなせる技であったが、その美辞麗句を販売会社や仲介販社は言葉巧みに使い、オーナーを騙した。

 

結果、不当に高い土地建物代の約半分がスマートデイズ社や関係会社へ流れ、また販売会社、仲介販社、建築会社にバックマージンとして流れたわけであり、彼らにも物件購入者は騙された。

 

3:最後に銀行を信じて、騙された。

 

―不当・過剰融資。高い金利と抱き合わせ融資ー

 

投稿済のコラム「片棒を担ぐ」に書いてあるが、今回のスキームはスルガ銀行がいないと成立しない。

 

そして、スルガ銀行が融資してくれたから、スマートデイズ社のビジネスモデルも、通常より高い土地建物代も全て、「銀行が担保した『優良なビジネスモデル、価値のある物件』」と購入者が信じる根源だった。

 

全てはここに尽きると言っても良い。

 

だから、物件のオーナーになった。

 

しかし、今となっては詐欺師とスルガ銀行が、それぞれの思惑を達成するために手を組んだ可能性が極めて濃厚なのではと疑っている。

 

何故なら、我々がスルガ銀行と融資の条件で提示された条件は高い金利、不当なフリーローン、定期預金、積立預金など通常の銀行ではありえない抱き合わせ商法だったからだ。

(なかにはクレジットカード、保険の入会までさせられた人もいたが・・・。)

 

当たり前であるが、スルガ銀行の全ての行員が悪い訳ではない。

シェアハウスに融資した、横浜東口、川崎、渋谷などの一部支店の行員、それを支持した役員や上層部(スマートデイズ社の民事再生の説明会で名前の上がった方々)、更にはこれら事態を暗黙の了解?で放任してきた取締役会のメンバーである。

 

 

金融庁の立ち入り検査が入ったとの噂の日から、そろそろ2週間が経過する。

どのような結果が示されるのか、固唾を飲んで待ちたい。

by レイリー+にゃん太郎

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