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スルガ銀行、「オーナー不在」の土地決済の闇(楽待不動産新聞)


女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」など、投資用不動産に対する不適切な融資が指摘されているスルガ銀行(静岡県)。5月には審査書類の改竄や二重売買契約などの不正を相当数の行員が認識していた可能性があると発表し、第三者委員会が近く調査結果を公表するとみられている。

そんな中、かぼちゃの馬車の土地決済時の融資金に関して、融資実行後の振込先や金額がオーナーに分からないように仕組まれていたことが明らかになった。複数のオーナーによると、引き出された金額を、販売会社がオーナーに知らせず関係先に振り分けていたとみられる。

いわゆる「四為」取引の中抜きの実態をオーナーに隠す意図があったとみられ、オーナー側は「スルガ銀行側も仕入れ値と実際の売買価格の乖離が大きいことを把握しており、どこにどれぐらいの金が流れていたか分からせないようにしていた」と指摘。オーナーの名前が無断で振込依頼人の欄に記入されているケースもあり、「オーナー不在」で融資実績の拡大を推し進める構図が浮かび上がってきた。

仕組まれた流れ・・・

詳細は(楽待不動産新聞)

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