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「問題」建築会社ホーメスト!オーナーを訴える!!


5月下旬、梅雨が近づく中でまだ少しひんやりする夜、仕事から帰ると自宅に郵便の不在届が来ていました。

先出人には東京地裁と書いてあり、てっきり4月に破産した詐欺会社スマートデイズの管財人からの手紙だと思っていました。

そして、数日後に最寄りの郵便局に受け取りに行くと。。。

!!

その手紙はスマートデイズからではなく、建築会社の株式会社ホーメスト(本社:東京都中央区銀座6-2-1Daiwa銀座ビル8F)からの訴状だったのです。

手紙の中身は完成した建物の3回目の最後の支払いを要求するものでした。同時にそれは、今回のシェアハウス詐欺事件の被害オーナー約800名の状況が、さらにもう一段悪化した合図とも言えます。

私はこのスルガ銀行およびスマートデイズによるシェアハウス詐欺被害によって、2件の物件を掴まされた被害オーナーの一人です。今年1月、スマートデイズによるサブリース契約の踏み倒しが起きた後、被害オーナーたちは途方に暮れていました。

しかし、時間が経つにつれ様々な事実が明らかになりました。違法な私文書公文書の偽造(スルガ銀行が主導して改ざん)、不当な販売マージンの享受など、多くの不動産販社や建設会社はその事実を認めました。

一部の建設会社は、不当なマージンをスマートデイズに渡していた責任をすでに認めています。

ところが、未だに自社の不正行為への関与責任を認めない不誠実な建設会社があります。

その一つが私に訴状を送り付けてきたホーメストなのです。

約70社あると言われている建設会社から、今回の詐欺事件でスマートデイズに渡った不当なマージンの金額は、その建物価格の30~50%、中には70%近くに上るという、社会通念上あり得ない額であることが、これまでの事実から判明しています。

仮に建設代金が4,000万円だとすると、50%なら2,000万円がスマートデイズに横流しされていたことになるのです。

建設会社のホーメストは、私が電話で彼らに確認した際に、詐欺会社スマートデイズへの相当額のマージンの存在を認めました。

しかし、信じられないことに、そのような状況の中でもホーメストは守秘義務を口実に、その不当なマージンが記載されているスマートデイズとの契約書を断固として見せないのです。

そもそも、私に訴状を送ってきたホーメストは、何の前触れもなく突然の2月下旬に、建物完成の支払の催促状を私に郵送して来ました。3月頭にはなんと弁護士を使って内容証明書まで送る始末です。

驚いたことに、その建物完成の連絡も、最後の銀行融資の連絡も、ホーメストは私には一度も知らせていないのです。いきなりこのような脅迫的な態度で攻めてきたのです。そのあまりに非常識、あまりにいい加減な対応に、私はただただ茫然でした。

それからまもなく、3月にはこの事件に建設会社も深く関与している疑いが強くなり、SS被害弁護団の方針のもと、私は建物融資をこれ以上受けない決断をしました。

私はホーメストに対し、すでに2,600万円の支払いを終えており、不当なマージンを差し引いた、妥当な建設代金の支払いは終えています。

別のオーナーのケースでは、ホーメストは完成した建物から洗濯機や家具を追いはぎのように奪い取って建設代金支払いの人質にしたり、建物に鍵をかけて施主であるオーナーを立ち入りさせない等、およそ常識では考えられないような行動に出ています。

このような問題会社が、本当にこの社会に存在しているのです。

こうして身から出た錆で追い詰められたホーメストは、4月には債権者への支払い猶予を求める説明会を開催したそうです。そこでは、倒産はせず未回収の代金を回収する、と明言したとか。

すなわち、今回の私に対する訴状は、その回収にむけた第一ステップというわけです。

しかし、あいにく私は断固としてホーメストと闘います。

詐欺事件に加担して不正を助長した問題の建設会社であるホーメストには、その報いを受けてもらいます。ですから、これから同じような被害に会う人たちが出てきたとしても、力を合わせて頑張りましょう。

かつて三国志の英雄、曹操はこう言いました。

「余は老人が好きである。それはこれまでの人生で彼らが悪い行いをして人から恨みを買っていれば、これほど長く生きられたはずは無いからだ」。

三国志の時代から1,800年経った今の世の中でも、同じことが言えると思います。

誠実でまともな会社は長生きする。しかし、そうでない会社は生き残れず、必ず淘汰される。

私は建設会社ホーメストが、そう遠くない未来に市場から淘汰されることを確信しています。

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