一大不正融資発覚のスルガ銀行、岡野会長の報酬2億円…株主総会直後に公表、問われる倫理(ビジネスジャーナル)
- SS被害者の会
- 2018年7月17日
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スルガ銀行、岡野会長の再任賛成は71%に激減
シェアハウス「かぼちゃの馬車」向けの不正融資問題で揺れるスルガ銀行は6月28日、静岡県沼津市のプラサ ヴェルデで株主総会を開いた。
株主総会の所要時間は、上場している銀行のなかで最長となる3時間15分。前年の5.7倍の406人(前年は71人)が出席。シェアハウスに関連した質問が20あった。質問の数でも銀行のなかでもっとも多かった。
取締役11人を選任する第1号議案で、岡野光喜会長の再任に賛成したのは71.30%にとどまった。前年の総会の91.86%から20ポイント強低下した。
・・・・・(中略)
1億円以上の役員報酬は岡野会長ら3人。株主総会後に提出された有価証券報告書で開示された。個人の役員報酬が総会で公表されていたら、役員報酬の返還を求められるなど大混乱に陥ったに違いない。
【役員報酬額】 岡野光喜(会長)…1億9700万円 岡野喜之助(元副社長、16年7月死去/退職慰労金)…5億6500万円 米山明広(社長)…1億6800万円
詳細は(ビジネスジャーナル)
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