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不動産業者が証言「6年前の預金偽装」銀行員の誘導で

不動産業者の実態(1)

 2年前に発覚したスルガ銀行の投資用不動産をめぐる不正融資では、融資審査資料の改ざんが多数行われていた。スルガ銀行の行員が資料を改ざんしたケースのほか、行員の指示や示唆で不動産業者が改ざんを行った事例も多かった。預金残高の改ざんを行った不動産業者が今回、経済プレミア編集部の取材に詳細を証言した。

JR山手線の駅近く

 11月下旬、記者(今沢)は神奈川県に住む40代の会社員、井上さん(仮名)とJR山手線の駅で待ち合わせた。駅近くに本社を構える不動産会社を訪問するためだ。

 井上さんは2014年から16年にかけて、この会社の営業担当者に勧誘され、スルガ銀行の融資を受けて中古アパート1棟、シェアハウス3棟を購入した。シェアハウスでは3棟合わせて約3億5000万円の借金を背負って返済不能になったが、2年間の銀行との協議の末に銀行が責任を全面的に認め、借金は解消した。

 だが、中古アパート購入時の約6000万円は、今もスルガ銀行への借金として残っている。別の業者の査定ではアパートの現在の価値は半値以下。井上さんは、このアパートに関しても銀行と不動産会社がシェアハウスと同様の不正を行ったとして、他の購入者とともに今年9月、東京地裁に民事調停を申し立てた。

改ざんされた通帳コピーを手に

 井上さんはスルガ銀行に対し、アパート購入時の審査資料の開示を求めてきた。この秋、その一部が銀行から開示された。資料の中に自分が別の銀行に持っている預金口座の出入金記録があった。実際の預金残高は3万円余りだったが3400万円台に改ざんされていた。

 「アパート購入の手付金」として井上さんが…


詳細は毎日新聞経済プレミア

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20201215/biz/00m/020/001000c

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