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スルガ銀行の筆頭株主にノジマ…同族支配から逃れられるか(日刊ゲンダイ)


「単に経営権が岡野家から野島家に移っただけではないのか」。金融筋の間ではこんな皮肉も漏れる。  投資用不動産向けの巨額不正融資事件に揺れるスルガ銀行は、創業家の岡野家やそのファミリー企業が保有している同行の全株式(議決権ベースで13・52%)を家電量販大手のノジマが29日付で取得したと発表した。創業家ファミリー企業に対する融資433億円についても株式や不動産売却収入を原資として2019年度中に全額返済を受けることで合意。「創業家との関係解消で当行の業務運営は大きく前進する」としている。ノジマによる株式取得価格は約141億円。同社は今春、スルガ銀と業務提携するとともにスルガ銀株を4・99%取得している。今回の追加取得で発行株の18・52%を握る筆頭株主に躍り出る。  スルガ銀では18年シェアハウスなどの投資用不動産向け融資で審査書類の改ざんや契約書の偽造といった不正行為の横行が発覚。疑わしき案件も含め不適切融資の総額は1兆円超にも及んだ。 詳細は日刊ゲンダイデジタル

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