元スルガ銀行員に実刑判決 定期不正解約で1億超詐取(日本経済新聞)
- SS被害者の会
- 2019年5月16日
- 読了時間: 1分
顧客の定期預金を不正に解約するなどし、約1億1300万円をだまし取ったとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使の罪に問われた元スルガ銀行員、佐々木圭輔被告(40)=静岡県伊豆の国市=に、静岡地裁沼津支部は16日、懲役3年8月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
弁護側は「心から反省しており、返済の意思もある」として寛大な判決を求めたが、判決理由で菱田泰信裁判官は「立場を悪用し、銀行や顧客に無断で定期を解約したのは言語道断。銀行員として規範意識に欠け、刑事責任は重い」と述べた。
判決によると、佐々木被告は2017年9月~18年5月、顧客3人の定期預金を不正に解約し、自身が担当する別の法人顧客らの口座に融資金として振り込むなどして、計約1億1300万円をだまし取った。〔共同〕
詳細は「日本経済新聞」
最新記事
すべて表示通勤する人々が通りを行き交う1月12日の早朝、東京・日本橋のたもとの交差点で1人の男性がマイクを握った。周りに立つ100人余りの人々が「不正融資の早期解決を!」と書いた旗を掲げていた。 「私はスルガ銀行の『かぼちゃの馬車事件』の被害者です。2億円近い不正融資で地獄を味わいま...
スルガ銀不正融資の今(1) 東京・霞が関の中央官庁街の一角、東京地裁に、司法記者クラブの会見場がある。今年4月半ば、その会見場で1人の女性が十数人の記者を前にマイクを握りしめていた。 その記者会見は、スルガ銀行の不正融資の「被害弁護団」を率いる河合弘之、山口広両弁護士らによ...
スルガ銀行のシェアハウス向け不正融資問題を巡り、債務者404人と同行の民事調停が4月19日に成立した。調停を申し立てた債務者の弁護団が同日、東京都内で記者会見し明らかにした。団長の河合弘之弁護士は、「4年あまり取り組んできたシェアハウス問題は全て解決した」と述べた。...
Comments