融資受けた女性スルガ銀行提訴へ(NHK NEWS WEB)
- SS被害者の会
- 2019年5月13日
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高利回りの投資話を誘い文句に返済能力を超える融資を貸し付けられたとして、東京都に住む20代の女性が、静岡県沼津市のスルガ銀行などに対して220万円の損害賠償を求める訴えを14日に起こすことになりました。 訴えを起こすのは東京都に住む20代の女性です。 代理人の弁護士によりますと、この女性は去年5月、インターネット上で知り合ったコンサルティング会社を経営する男らとスルガ銀行の行員から、「高利回りの配当が得られる」などと投資話を持ちかけられ、スルガ銀行から200万円の融資を受け、コンサルティング会社の口座に全額を振り込みました。 しかし、配当金は支払われず、不審に思った女性が融資書類を確認すると当時100万円だった年収が420万円と水増しして記入され、借入金の使い道も「介護費用」と架空の内容が書かれていたということです。 その後、コンサルティング会社の男らとは連絡がとれない状態が続き、スルガ銀行からは現在も返済を求められているということです。 このため女性は、スルガ銀行とコンサルティング会社に対して「実現可能性の乏しい高利回りの投資話を持ちかけ、無理に返済能力を超える融資を行った」などとして、220万円の損害賠償を求める訴えを14日、東京地方裁判所に起こすことになりました。 スルガ銀行はこうした事案について把握していて、現在、調査中だとしています。
詳細は「HNK NEWS WEB」
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