コラム(スルガ銀行・スマートデイズ被害者同盟)

April 22, 2018
スルガ銀行「不正融資」の謎
一連のシェアハウス等の物件(1棟アパートも含む)へのスルガ銀行の不正融資について、次から次へと新たな事実が明るみになってきているが、それでも分からなかった事がある。
それは何故、スルガ銀行は異常なまでに値が吊り上げられた物件に対し、個人相手に億単位の金額を融資したのかという事だ。
つまり、その動機である。
スマートデイズのやり方ではいずれ破綻する。それはガヤルド、サクトの例をみれば明らか。
サブリース破綻後にオーナーが頑張って運営しても、実勢価格の倍近くで売買された物件では長くは続かない。
遅かれ早かれ破産になる。
そんな事は、銀行員なら予測できたし、詐欺に加担していた銀行は最初から分かっていた。
何故、そんな危険な物件に融資したのか?
①成績を上げるためか?
②ノルマを達成するためか?
③何らかの形で銀行員にキックバックがあったか?
④???
上記3つはあったと思われる。
いずれにしても、債務者が破産してしまえば、銀行に損害を与え、ひいては預金者や株主にマイナスの影響を与えることになる。
それがわかっていながら何故融資を続けたのだろうか?
融資を通す為なのだろう、私の通帳も改ざんされていた。
2500万円もの謎の金が振り込まれ、引き出されていた。
私だけでない、ほとんどのオーナーは通帳を偽装されていた。
報道にあるような通帳の原本確認を怠った「ずさんな融資」ではなく、最初から「偽造を知っての融資」だったと確信している。
これは「不正な過剰融資」だ。
今回の被害者が、属性が高いサラリーマン等だけに集中しているのは何故か?
属性が高いといっても、億単位の借金はサブリース保証がないと返せない、収益性に問題のある物件であった。
それくらい貸す側もわかっている。では、スマートデイズが破綻した後は、資産があれば身ぐるみ剥がすつもりだったのか。
「普通の考え」なら、身ぐるみ剥がしても、借金の全てをカバーする事は厳しい。
となると、銀行は損をする。損失を知りながら、偽装された残高を根拠に融資したのであれば、立派な罪である。
「普通の考え」なら、700人もの被害者がいるのだから、担当者以外でも気づいていただろう。だから金融庁が入った。
役員の関与が疑われると。
行員のだれか「ヤバイぞ」と言わなかったのだろうか。
実に不可解な銀行である。
いや、違う。
「普通の考え」を持った銀行ではなかったと
以下はある被害者が銀行から提示された金利見直し案である。
金利1.8%、半年後見直し、30年間利息支払いのみ、元本を30年後に一括返済。
テールヘビーなどとは言えないとんでもない人殺しの提案。
30年後に土地建物不動産売却し、残債は本人が被る事になる。
30年後の土地建物価格となると、土地は不明、建物は0円に等しい。
30年間利息だけを吸い取られて、老後に数千万円の借金だけが残る地獄の提案。
この状況下で出してきたスルガ銀行が出してきた提案。
スルガ銀行は「普通の考え」を持った銀行ではなかった。
このスキームが破綻しても、こうやって汁を吸い続ける事を最初からやろうと思っていた。
なので④の???は最初から「破産させないで、最後まで高い利息だけ取る計画だった。」と思う。
だから高属性のサラリーマン等だけを狙った。我々はまんまと銀行にはめれらたのだ。
30年間スルガ銀行の奴隷なんか真っ平ごめんだ。
だから戦う、我々は勝利を勝ち取る時まで!
取り戻そう!平穏は日々を!!
まだ被害者同盟を知らなかった被害者の方、我々の仲間に入って一緒に戦いましょう!!
by ズンダマン
April 17, 2018
不動産業界への影響
本日4月18日付の朝日新聞に、シェアハウスの被害者に杜撰融資をしていた疑いの強いスルガ銀行が、今度はRCアパートでも融資審査資料改竄のある人に融資していたとの記事が大きく紙面を割いていた。
記事の内容だが、主には退職した販売会社の元社員の引き出しから、改竄された通帳などの審査資料が出て来たということが主な内容であった。
それも1棟や2棟とかの数ではないということが付け加えられていた。
この記事を読んで、どんな印象を持たれますか?
我々からすれば、「やっぱりな」「常態化していたんだ」という印象が、確信に変わりました。
その考えは、本日のスルガ銀行の株価の動きにも表れているのではないでしょうか。
スマートデイズ社の問題発覚後でも、まだまだ体力のあるスルガ銀行は大丈夫なのではないかとの希望的な観測はありました。
しかしながら、本日の記事でRCアパートなど、スルガ銀行の屋台骨を支えていた全ての個人向け融資がいい加減であったという疑念が生まれたのだと思います。
不動産屋さんは、当然ですが真面目に且つ真摯に仕事に取り組まれている方がほとんどだと思います。
しかしながら、今回の様に一部の業者並びに、公共性の高い銀行が疑惑の渦中におかれる事案が起きることで、不動産業界全体が悪く見られることになるのではという心配が生まれます。
スルガ銀行には、一日でも早くコメントを発表してもらいたいものです。
by レイリー
April 17, 2018
「片棒を担ぐ」
金融庁がスルガ銀行に立ち入り検査をしました。
今回の資料改ざん問題に、スルガ銀行の役員が関与していた、もしくは主導していた疑いがあるようです。
「片棒を担ぐ」という表現があります。
何か悪いことに加担したり協力したりすることです。
今回の問題は、スルガ銀行がスマートデイズや販売会社の片棒を担いでたのでは?と言われてましたが、
実は最初から棒を持っていたのはスルガ銀行の方だったかも知れません。
by ロバートソン
April 12, 2018
★養殖マグロ場のオーナーになろう!の巻★
ある投資セミナーで「養殖マグロ場のオーナーになろう」という案内があった。
【背景】
世界中で寿司が大人気。寿司の王様であるマグロの価値は年々高まりつつある。
一方でマグロの乱獲から海洋資源の保護が叫ばれる。
そんな中、大学と協力して、稚魚からの成魚になる確率がきわめて高く、繁殖率も高く、味も天然ものと遜色ない「スマートマグロ」という品種の開発に成功したと「マグロライフ」社が発表。
【内容】
養殖マグロ(スマートマグロ)を育てる、漁場の保有権利と船、網をオーナーが購入。
【合計1億円】
万が一マグロが水害などで死滅してした場合も30年間保障。
また毎月15万円の利益保障。
(飼育のエサ、ガソリン代、人件費、船、網の原価償却費を除いた利益額!!)
しかも購入にあたっては水産業界にドンドン融資する「ズルガ銀行」から融資を受けれる様に「マグロライフ」社が交渉済なので自己資金0でも購入できます。との事。
CMでは「釣りバカ日記」の「西田としユッキー」氏が起用されている。
結果700人がこのプロジェクトに参入し、船1,000隻、漁場が1,000箇所を開発された。
【結果】
しかし、2017年10月に利益保障の一方的な減額の後、2か月後には利益保障できないと「マグロライフ」社からオーナーに通達があった。
供給多寡になりマグロが思ったより売れなかったとの事。
「マグロライフ」社は杜撰なマグロ飼育であった事も発覚。
しかも「スマートマグロ」は品種的にも旨いマグロではなかった。
【その後】
海上の保有権利と船が通常価格の倍の価格で販売されていた事が発覚。
そのお金をオーナーへ利益保障していた事が発覚。
また、ズルガ銀行も事前に漁場と船の査定を行わず、販売価格を抵当権に入れて融資していたが、その融資へのエビデンスとなる漁場と船の査定額が水増し、オーナーの自己資金と給与明細が改ざんされており、それを銀行行員が指示していた事が判明。
そもそも「スマートマグロ」」プロジェクトにどの銀行ものらない中、ズルガ銀行だけが融資した。
ズルガ銀行が融資しなければ、今回の700人の被害者は生まれなかった。
さらに、本来銀行がしてはいけない、フリーローン、定期預金、積立預金なども融資の条件となる。
そして、そのプロジェクトを後押しして、統括していたのが、ズルガ銀行であった事が徐々に明らかになってきた。
そんなズルガ銀行に不当に融資された被害者が事態が判明されるまで支払をする義務があるだろうか?
すくなくともズルガ銀行の正当性(?)が証明されるまでは支払猶予してもらう必要があるのではないだろうか?
もしも、もしもズルガ銀行が初めから関与している「プロジェクト」であればその社会的責任を取る必要があるのではないだろうか?
なぜなら、ズルガ銀行は消費者金融ではない。社会的責務がある銀行なのだから。
オーナーがこの場合は100%悪いのだろうか?
オーナーが100%負担しなければならないのだろうか?
オーナーは「マグロ」を返す事でチャラにできるのだろうか・・・・
現状ズルガ銀行からはマグロ対応されているが・・・。
つづく・・・。
by にゃん太郎
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