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【スルガ銀行が株主総会後に見せた本性】


<ひろきングさんの話>

先日、SS被害弁護団に依頼する前に、個人で依頼していた弁護士事務所から着信があった。

何事か?と思いかけなおすと

「昨日スルガ銀行から連絡があり、『1.61%の金利でどうか?』と言われましたがどうしますか?」

との事だったので断ったが、翌日その弁護士事務所から改めて連絡があった。

「『ひろきングさんはSS被害弁護団に依頼されているから、別の弁護士さんを通じた交渉は受けいれられない』と言われた。」と、スルガ銀行から言われた、との事だった。

この弁護士事務所にはSS被害弁護団に委任した直後に委任取り消しの連絡をしたが、行き違いという事だった。

ここまでくると、改めてスルガ銀行の岡野会長・米山社長が掲げる「顧客に寄り添った対応」に疑問を感じざるを得なかった。

銀行面談が今年1月で、半年たってやっと金利の話。

しかも、世間で色々とたたかれ、第三者委員会も介入し、弁護団からも改竄の事実を突きつけられているにも関わらず、このような「金利を下げてあげるから」という提案。

スルガ銀行上層部の指示なのかもしれないが、まだ儲けようとしているのか?

大切な「はず」の顧客に嘘の融資の正当性を訴え、まだ金をとるのか??

自分達の置かれた立場が何も見えていないのかと思わざるを得ない。

一方で、個人交渉だと金利交渉においてはこの数値が限界なのだろう。

こんな銀行相手に個人で相手をしても仕方がない。埒が明かない。

<タイムリーゼットさんの話>

先日SS被害弁護団に委任した方と電話で話した。

委任したワケを聞くとスルガ銀行がいよいよ牙をむいてきた事がわかった。

その方はイーズの「やどかり」物件とスマートデイズの「かぼちゃの馬車」物件を一棟ずつお持ちの方でした。

(尚、イーズはスマートデイズより1ヶ月早く破綻している。)

2月から利息だけスルガに返済していた。

だが、先日、スルガ銀行からは

「8月からは金利⒈75で元金と利息払え!」

と、ガンガン電話がかかってきた。

金利交渉した当時、シェアハウス・サブリース業者からの賃料入金は一方的に止まり、銀行への返済だけが重くのしかかる。銀行への返済もままならず、何が何だか分からない、まずは利息だけの支払いを、と元金据え置きの利息払いのリスケジューリングで延命措置を図った。当時は混乱の極みにあった。

リスケジューリングから半年たった今、詐欺物件の運用をどう立て直しても、返済額に到底及ばない。

スマートデイズの「かぼちゃの馬車」物件のリスケに応じた方は多くは3月、4月からリスケジューリングがスタートしたと思う。

今後同じ理由でスルガ銀行はSS被害弁護団に入っていないオーナーに対しては、いよいよ牙をむいてくる事が予想される。

この二人の話から分かるのは、

これが彼らのいう「顧客に寄り添う個別相談」だ。

個人では限界のある金利交渉。

その先にあるのは元本支払いも含めたサラ金ばりの返済要求。

彼らは銀行の皮をかぶった「サラ金」なので世間の批判などは気にしない。

密室の株主総会では、会長も「台本を棒読み」という形だけのお詫びをしたが、「個々の状況に合わせて真摯にご相談させて頂く。」という事がこれらしい。

いずれのケースも株主総会「後」の話である。

株主総会の2日前に「シェアハウス等顧客対応室」を作ったり、株主総会後に「企業文化・ガバナンス改革委員会」を作ったりしているが、実際は上記の対応である・・・。

SS被害弁護団に依頼前、その顧客対応室に相談したが、「個別の状況に応じた金利交渉」しか回答がなかった。ADRの具体案もなければ(電話口では「は?ADRって何のことですか?」と、担当者はADRのことは全く知らなかった)、HP上に記載された大手の管理会社とは、何も協議が進んでいない。顧客対応室だけでなく、その大手管理会社に電話相談したのだが「何もまだ決まっていない、具体的なことは答えられない」と相手にされなかった。

まさに株主総会対策、世間体を取り繕うためだけの見せかけのアピールに他ならない。

詐欺融資、どうやっても個人で立て直しは不可能、スルガ銀行も闇金の如く尻の毛までむしり取ろうとする。SS被害弁護団と共に戦う以外、他に生き残る道はない、とSS被害弁護団に委任した。

原案:ひろきング、タイムリーゼット 加筆・構成・編集 にゃん太郎

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