February 25, 2019

 スルガ銀行(静岡県)による投資用不動産向け融資の不正問題で、融資を受けていた投資家(物件オーナー)の弁護団は25日、有国三知男社長に対し、約565億円の損害賠償を会社側に支払うよう求める株主代表訴訟を起こす方針を明らかにした。有国氏への損害賠償請求は初めてとなる見込みで、3月中旬をめどに静岡地裁に提訴する。

 スルガ銀を巡っては、会社側が旧経営陣らに計35億円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁に起こしている。弁護団はこの裁判にも共同で参加する方針だ。こうした訴訟を含め、不正融資問題に絡む損害賠償請求額は、最大で約766億円に上る見...

February 22, 2019

[東京 19日 ロイター] - 麻生太郎金融担当相は19日午後の衆院財務金融委員会で、スルガ銀行(8358.T)の不正融資問題はあくまで同行固有の「経営管理の問題」と述べ、日銀の異次元緩和による低金利が遠因との見方をけん制した。共産党の宮本徹委員への答弁。    

宮本氏は不正融資の遠因として、日銀の長期にわたる大規模な金融緩和が影響しているのではとただした。麻生金融相は「超低金利で地域銀行の経営環境が厳しいのは知っている」としつつ、「スルガ銀行のような(不正融資)問題が他の銀行でもあるとは考えていない。あくまで、経営管理、業務運営形...

February 22, 2019

不動産投資で組織的な不正融資を行ったスルガ銀行について、シェアハウス投資以外にも、融資関係書類の改ざんなどの苦情や相談が金融庁に2011年度から寄せられていたことが19日の衆院財務金融委員会でわかりました。日本共産党の宮本徹議員に同庁が明らかにしたもの。早期に対応していれば、被害の拡大が防げた可能性があり同庁の責任が問われています。

 同銀は不動産会社と結託し、シェアハウス投資などで顧客の通帳改ざんや不動産価格の偽装などを展開。不動産会社が倒産するなか、顧客は多額の借金に苦しみ、自殺者まで出ています。

 宮本氏は、同銀にはデート商法がら...

February 20, 2019

シェアハウスの運営会社「スマートデイズ」が経営破綻してから初めての債権者集会が開かれ、ずさんな経営の実態が浮き彫りになりました。

 債権者:「こんな大事な情報がやっと出てきました。何よりも真相解明につながって我々の家庭と命を守ることになるんですよ」
 スマートデイズは、シェアハウスへの投資を募っていましたが経営破綻したため、多くのオーナーが多額の借金を抱えています。破綻後、初めて開かれた債権者集会には約200人が出席しました。管財人によりますと、スマートデイズは入居者が集まらないなか、オーナーへの賃料支払いが1年で36億円の赤字と...

February 20, 2019

スルガ銀行のシェアハウスをめぐる不正融資について、第三者委員会の委員長として報告書をまとめた中村直人弁護士(59)に、なぜ数多くの銀行員が不正に関わったのかについて聞いた。【聞き手、今沢真・経済プレミア編集長】

  • <「個人業務に特化」スルガ銀行経営改革の“ごまかし”>

  • <「岡野王国」絶頂期に起きたスルガ銀労働組合の分裂>

 ――スルガ銀行の場合、シェアハウスの融資に携わった行員がほぼ全員、不正に関わっていました。不正がそれだけ広がった原因をどうお考えですか。

 ◆中村直人弁護士 不正は、通帳のコピーを偽装したり不動産...