2019年11月21日
最終更新: 2020年10月14日
シェアハウス向け不正融資が発覚した地銀、スルガ銀行(本店・静岡県沼津市)は11月14日、2019年9月中間決算を発表した。そのなかで「一棟収益ローン」と呼ばれる1兆円余りの投資用不動産向け融資について、「債務者区分」を初めて公表した。「債務者区分」は融資先をランク付けしたもので、「不良債権かどうか」の判断基準になる。それが驚くべき内容だったのである。
まず、この「一棟収益ローン」の問題が、スルガ銀行の経営にどれほど影響するかを説明する。スルガ銀行は昨年、シェアハウスで多数の不正融資が見つかった。金融庁や第三者委員会が不正を調査すると、シェアハウスだけでなく「一棟収益ローン」にも多くの不正があることが判明した。
詳細は「経済プレミア」
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20191120/biz/00m/020/001000c